今回はいつもニコニコ明るくポジティブな木本さん(仮名)にインタビューのお時間を頂きました。
ニコニコお答えいただいた、その模様をご覧ください(^o^)
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☆三か月経過しました。恋人同士の初めの危機は三か月と言われますが、木本さんはいかがですか?
正直に言うと、最初のころの希望に満ちた感じはなくモチベーションが落ちています。
今上げなくちゃと努力しているんです。あ、これはトレーニングの内容や環境が問題なのではなく、自分で掲げた目標があるのに、家に帰ると楽をしちゃって目標を忘れてしまう。そんなところがあるんです。
でも来年からは企業見学や、体験の機会ができるので、そこでモチベーションアップするのではないかと期待しています。
☆ミライてらすでの木本さんはムードメーカーでいつも明るいイメージですが、、、
僕はピーンと張りつめていると爆発してしまう気がするので、余裕のある弛みを意識しています。
それと、月に一回の面談の時に、自分でも気づかない点や、解決法、方向性を引き出してもらえるので、非常にありがたいんです。タバコの時間と面談の時間がガス抜きになっています。
☆いつも木本さんの周りは笑顔でいっぱいですよね。
はい。障害を持っている人同士でのコミュニケーションの中で自分を知る機会がたくさんあります。誰かの態度や反応を見て自分も気を付けたり、反省したりします。そんな仲間がいるから通えるんです。仲間の成長が自分の糧にもなっている。言い過ぎかもしれないけれど素直にそう思います。
☆トレーニング中は静かですが、掃除の時間になると結構にぎやかにやっていますよね。
掃除って、やりたい人はあまりいない事だし、でもやらなくちゃいけないし、掃除当番になったらどこの掃除係かも決めなきゃいけなくて・・・自分たちで決めるので係の仕事をバランスよく割り振る力が必要ですよね。あと何の仕事になっても適応できる力もいる。結局これもトレーニングなんですよね~。
☆今日は貴重なお時間有難うございました。最後に一言お願いできますか?
僕は1人のリーダーの10歩ではなく、10人の一歩を大切にしたいと思っています。
仲間と一緒にこの場所で学んでいこうと思います。
と大変しっかりしたお答えばかり頂戴しました。
今まで歩んできた人生も、障がいもバラバラの自分たちが一緒に学ぶ。
これってすごいご縁ですよね。
常に感じている事を言葉にすると重みが増して、再確認させられるパワーが宿った気がします。
お話を聞いている間も、木本さんの仲間に対する思いやり、責任感が強く伝わりました。
お話している中で出てきたテーマは色々ありましたが、特に印象に残ったのは、
みんな障がいを持っている中での平等ってなんだろう?
公平性ってどう保つのが良いのだろう?
という、まさに社会で大きなテーマになっている問題を真剣に向き合いながら通所していらっし
ゃる姿勢でした。
答えは一つではないと思います。
これからも一緒に学びながら答えを探していきたいと思います。
木本さん、有難うございました。
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