本日は大和市建築指導課から
殿村講師・渡辺講師に来ていただきました。
●耐震化について
●ビデオ上映
「平成28年熊本地震被災状況現地調査の記録」
●大和市の耐震化事業について
の三本立てでした。
ジブリ映画の風立ちぬ(関東大震災が関係します)のお話しをまぜながら、建築基準法の歴史のお話しが始まりました。
関東大震災を経験し耐震基準というものが施行されました。
その後も何度も大きな地震が起き、旧耐震基準から昭和56年6月に大幅に改正施行されました。
そこからまた大地震は何度も起きていますが現行の耐震診断基準に適合する建築物の被害が少なかったことから現在の耐震診断基準は妥当であるということが証明されました。
さて、では旧基準の建物はどうなっていくのでしょうか。
耐震改修促進法
という法律が施行されることになりました。
10年で9割の建物を古い建物を補強したり解体することで改修していこうと地域で計画を立ててくれているんだそうです。
皆さんは憶えていますか?
熊本の地震のあとに建物に赤・黄・青の紙で「調査済み」「要注意」「危険」の張り紙がされていた所、ニュースなどで流れていましたよね。
あの紙は応急危険度判定といって、応急危険度診断士という資格をもった職員さんや建築業界の方がボランティアで建物の被害状況を調査し、二次被害を防止し住民の方々の安全を守ることを目的とするものだそうです。
見た目が平気でもプロが見るとひび割れなど建物の被害や宅地の被害が出ていて黄色の要注意、赤の危険の張り紙が張られることがあるそうです。
このような基礎知識を学んだあとは
(一財)神奈川県建築安全協会の制作されたビデオ上映が始まりました。
このビデオは安全協会のみなさんがボランティアで行った時の記録映画でした。
生々しい地震の被害、その反面無傷の建築物があったりと日ごろの対策が必要なんだな~と思いました。
古いブロック塀や瓦屋根などはそこが崩れることで他の部分が倒壊してしまい、死亡事故リスクが上がります。
怖いですよね。
で、何が得する情報なんだとお思いの皆さん。
お待たせしました。
実は、この後に耐震化促進に関する補助事業についてのお話しが始まるのです。
こちらは大和市の取り組みなので各地自治体によって細かな部分は違うと思いますが、大和では
昭和56年5月以前に建築された
木造住宅の精密耐震診断費は
全額補助
なんだそうです。
マンションの耐震予備診断費は上限20万円まで補助
と、いう事実!!皆さんはご存知でしたか?
診断結果で直さなくてはいけない場所が見つかったら、それも補助金が申請できるかなど市が相談に乗ってくれるそうなんです。
これは知っているのと知らないとでは大違い。
これから確実に起こると言われている大地震。
いま診断をして安全に近づけておけば被害が抑えることができます。
メンバーの皆さんも自分の家や親族の家など見直そう。と考えてくれていました。
殿村講師、渡辺講師有難うございました。
たまにこんな知識を入れる時間もあるミライてらす。
ぜひ一度見学にいらしてください。
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