ミライてらすには、作業訓練の時間と、賃金の発生する軽作業の時間があります。
どちらにも共通しているのは正確さ。
正確に手際よくおこなう事です。
慣れてくることで集中力が低下しミスが増える事もあるのですが、同じミスをいかに繰り返さないかが課題でもあります。
賃金の発生する軽作業は、封入やシール貼り作業が多く、賃金が発生する=仕事
として厳しい態度で臨みます。
流れ作業になる事が多いのですが、苦手な仕事があるメンバーには、なるべく苦手な仕事をさせないようにみんなで手分けします。
お仕事なので、緊張感があります。
納期について考える。お金を稼ぐという事を肌で知る機会になっています。
トレーニングは自分の為なので、自分に言い訳をしてしまえばいくらでも楽が出来ます。
限られた通所時間は自分の物です。スタッフがどんな助言をしようが、自分で最終的に使い方を選択します。
しかし、作業工賃の発生する仕事となりますと、自分の為ではありません。
やる。と決めたら責任が生じるのです。
ここがトレーニングとの一番の差ではないでしょうか。
さて、それでは工賃の発生しない作業訓練とは何なのでしょう。
作業訓練も、正確さを求めていくのですが、一番最初の
指示書通りに準備を行い作業を始める。
この指示書を読むところからトレーニングが開始されます。
指示書には、準備するもの、手順。目的が書いてあります。
いざ始まると準備がきちんとできない事態が頻繁に起こります。
日常生活では自分で準備をしなくても整っていることが多いので、まったく新しいものを準備することに慣れていないのかもしれません。
例えば、
ビンと電卓とストップウォッチを用意する。と書いてあっても用意するものが足りない。
ビンをトレーにのせて左側に、電卓は机の上に、、と書いてあるのに電卓もトレーにのってしまっている。
などなど、これが仕事だったらどうなるんだろうか。という事も一緒に考えてもらいます。
あ、忘れちゃった~
で時間を毎回毎回ロスすることがあってはなりません。
最低限のことをきちんとできなくては就職は早いんじゃないか。という評価になります。
逆を言えば、基本的な事がきちんとできていれば、そこが評価につながります。
作業工賃が出る軽作業で見られない準備の姿勢。作業指示書の理解などをトレーニングします。
落ち着いて指示書を見ることができるようになると、他の作業訓練でも指示書の理解ができるようになります。
また、どうしても理解が難しい場合には、理解が難しい自分を知り対処や方向を決めていきます。
このようにあらゆるトレーニングを通して適正を見ていきます。
就きたい職種のどんな部門が向いているのか。など知る事もできます。
訓練の体験、見学は随時行っていますので、もしご興味ございましたら、一度お問合せくださいませ。
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