2019年の8月に一緒に働きたい人になろう。という何回かのシリーズでブログを書きました。
もし私が面接官だったら一緒に働きたいか働きたくないかを基準に評価します。
仕事の内容にもよりますが、事務連絡一つでも人柄や心配りが出ます。
事務連絡なので言葉数は必要最小限で構いません。しかし状況により言葉が必要なことがあります。
例えば
2日前に通達されたことを伝え忘れていたために遅くなった。
それなのにそのまま業務連絡したらどうでしょう?
もっと早くいってくれなきゃ困るよ!!
という人も出てくるかもしれません。
伝え忘れたことについて、そのまま業務連絡をされたら、
ちょっと遅くなっただけじゃん。
仕方ないじゃん!
最悪何も気づいていない
と思っているように取られても仕方ないです。
通常の申し送りだけならそう取られてしまいます💦
ひとことが必ず必要です。
申し伝えが遅くなり申し訳ございません。
といった反省の意がひとこと伝えられれば相手の印象も変わります。
第一印象のほかに、日常の細かい一つ一つであなたの印象が決まっていきます。
評価にも響いていきます。あなたという人はこういう人だ。と誰かの印象が勝手に一人歩きしていきます。
相手の主観で感じたアナタ像が知らないところで真実のように語られていくなんて怖いことですよね。
でも逆に、良い印象だったら、その良い印象が勝手に広まっていきます。
大前提でお仕事はきちんとこなす。そこにプラスで印象が良くなるにはどうしたら良いでしょう。
こまめに報連相をする
明るい返事をする
前向きな発言を心がける
この三つで印象がグーーーーンと上向きになります。
印象をあげたいがために疲れるくらい笑顔でいたら逆効果。無理は禁物です。
明るさを表現するには声のトーンを一つ上げるだけでも良いので身近な人へのあいさつで練習してみましょう。
前向きな発言というのは、無理にポジティブさを出すこととは違います。
私が使っている二つのコツをご紹介します。
一つ 事柄にたいして良い表現を取る。
お客様からの電話が長引いてお昼休憩が十分に取れなかったとします。
上司に「あれ?今からお昼なの?」と聞かれたらどう答えますか?
a 相手の話が長くてお昼休憩が今になってしまいました。
b 熱心な方だったので時間が長くなりお昼休憩にまたいでしまいました。
同じ休憩時間が短くなった報告ですが上司に与える印象は
a 電話を受けたことを不満に思っている。相手にそのイライラを出していないか不安。
b 積極的に働いている。話が盛り上がって顧客満足にもつながったかもしれない。
と真逆です。この積み重ねがあなたという人間像を作っていくのです。
なんとなくイメージできますか?
もう一つの例をあげましょう。
新人教育を頼まれたけれど一人で見るのが難しい。とします。
a 私も忙しいのでずっと付きっ切りではサポート出来ません。
b ほかの仕事の納期に間に合わせるのが難しいのでもう一人教育係を付けてください。
この二つ、
a 拒絶
b 現状から判断しての提案
いかがですか?一人では抱えきれない仕事だ。と、どちらも伝えていますが聞き手の印象は全く違います。
bの答えはどちらも前向きな姿勢で仕事に取り組んでいるように聞こえますよね。
二つ 相手の時間を頂戴していると思って話す。
これは心がけの話になります。
テレビの生放送で素人さんがダラダラ話して他のコーナーが時間切れで出来なくなったら・・・
視聴者がっかり。スポンサー微妙。用意していた演者やスタッフがっかり&冷や汗って想像できますよね。
最後に質問ありますか?と聞かれて沢山の人が手を挙げた中で指名された人がダラダラ質問していたら用意されていた時間枠がどんどん縮まってしまいます。
もし、時間を頂戴している。と考えられれば、独占せずに次の人につなげよう。とかまとめてから話そうと出来るのではないでしょうか。
なにか声を掛けるときに一拍おいて、
今から話すことは
まとまっているか
後ろ向きな言葉が入っていないか
を確認する習慣をつけましょう。
ちなみに前向きな印象を台無しにする後ろ向き言葉は
無理・出来ない・嫌だ・嫌い・などです。
言ってはいけないのではなく言い方と伝え方が必要です。また次回お話します。
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